Markdown + LaTeXサンプル
サンプルページ
Makrdown 記法の使い方
重要な注意
WordPressの内部処理により、「テキスト」編集画面で編集を行ったMarkdown表記ページを「ビジュアル」編集モードに移行した途端、逆スラッシュ ( ` ) に囲まれた部分や LaTeX数式内でのエスケープされていないタグ、実体参照ではない&記号など、一部の文字が消されてしまうことがあります。挙動を十分に把握するまでは、Markdown形式で執筆する際には「ビジュアル」編集モードに不用意に行かないようにする必要があります。もし間違って「ビジュアル」編集モードにした場合には「更新」を押さずにそのページを離れてください。
現在、「ビジュアル」編集モードは、ユーザープロファイルで無効化してあります。
リファレンス
Markdown形式の文法 https://en.support.wordpress.com/markdown-quick-reference/
LaTeXエンジンMathJaxのドキュメント http://docs.mathjax.org/en/latest/start.html
HTMLタグ
HTMLで使われるタグは、Markdown表記の内部でそのまま使うことができます。
BPP Computation | Rfold | 15min |
RNAplfold | 12min | |
Structure Prediction | Rfold | 22min |
RNALfold | 30sec |
段落と改行
空白行に囲まれた複数行の文章がまとめて一つの段落として扱われます。多くのMarkdown処理系では、段落内での改行は、行末に2つ以上のスペースがある場合にのみ改行として処理されますが、このMarkdownプロセッサでは、改行はすべて<br>
タグとして出力されることに注意してください(Github-flavored Markdownと同様の処理になります)。
そのため
このように、
入力時に改行を入れると
その改行箇所がHTMLに<br>
タグとして反映
されてしまいます。
見出し
MarkdownではSetextとatxという、二つの形式をサポートしています。Setext形式ではネストは2段まで、atx形式では6段まで可能です。
Setext形式:
見出し1です
見出し2です
Atx形式:
見出し1です
見出し2です
見出し3です
見出し4です
見出し5です
見出し6です
強調
*(アスタリスク)や_(アンダースコア)は強調記号として扱われます。
*や_によって囲まれた文字列は、<em>
タグで囲まれたものに変換され、
**や__によって囲まれた文字列は、<strong>
タグで囲まれたものに変換されます。
ここがemタグで強調されます
ここがemタグで強調されます
ここがstrongタグで強調されます
ここがstrongタグで強調されます
リンク
リンクは ここをクリック のように書きます。
また、http://www.example.com/ のように直接URLを書いても自動リンクされます。
外部サイトへのリンクは、クリック時に新しいタブまたはウインドウで開きます。内部リンクは同一タブ内でジャンプします。
リファレンスリンク
リンク先をまとめて指定することもできます。
Some text with a link and another link.
脚注
脚注は次のように書きます。
I have more 1 to say up here.
番号なしリスト
アスタリスクかマイナス記号とスペースを行頭に書くと番号なしリストになります。行頭のスペースを4つ毎に同じレベルまで下げることでネストしたリストになります。
- アイテム1
- アイテム 1.1
- アイテム 1.1.1
- アイテム 1.1.1.1
- アイテム 1.1.1.2
- アイテム 1.1.2
- アイテム 1.1.2.1
- アイテム 1.1.2.2
- アイテム 1.1.1
- アイテム 1.2
- アイテム 1.1
- アイテム2
- アイテム3
番号付きリスト
数字とドットを付けることで番号付きリストになります。
- 番号付きリスト1
1.1. 番号付きリスト1_1
1.2. 番号付きリスト1_2 - 番号付きリスト2
- 番号付きリスト3
引用
行頭に>を置くと引用になります。
Quoted text.
Quoted quote.
- Quoted
- List
プリフォーマット
行頭に2個以上のスペースがある行は、そのまま出力されます。
Begin each line with
two spaces or more to
make text look
e x a c t l y
like you type i
t.
コード
`で囲まれた部分はプログラムコードとしてフォーマットされます。
Example: printf("Hello world.\n");
コードブロック
チルダ4つもしくはバッククオート3つで囲まれたブロックはコードブロックになります。
This is a
piece of code
in a block
This too
定義と説明
用語定義とその説明は以下のように書きます。
- WordPress
- A semantic personal publishing platform
- Markdown
- Text-to-HTML conversion tool
Abbreviations
マウスホバーで説明が表示される略語は次のように書きます。
Markdown converts text to HTML.
ページ中で一度定義すると、ページ内のどこでもこのHTMLのように使うことが出来ます。
水平線
行頭から *, -, _ を3つ以上連続すると水平線になります。
LaTeX 記法の使い方
インライン数式は \\(
, \\)
で囲みます。
ディスプレイ数式は \\[
, \\]
で囲みます。
また、バックスラッシュ \\ は \\\
と書きます。
数式例
inline
インライン数式 \(E=mc^2\)。
ディスプレイ数式
ディスプレイ数式
\[
\frac{\pi}{2} =
\left( \int_{0}^{\infty} \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right)^2 =
\sum_{k=0}^{\infty} \frac{(2k)!}{2^{2k}(k!)^2} \frac{1}{2k+1} =
\prod_{k=1}^{\infty} \frac{4k^2}{4k^2 – 1}
\]
equation, eqnarray環境
equation, equnarry 環境は LaTeXと同様に利用できます。
\[
\begin{equation}
{\rm e}^{2 \pi i} + 1 = 0
\end{equation}
\]
align環境
数式を幾つか縦に並べたい時はalign環境を使えます。&記号はHTMLの文字実体参照で記述すると、「ビジュアル」編集モードで安全に編集できます。また改行記号にもエスケープが必要なことに注意してください。
\[
\begin{align}
(x+y)^2 – (x-y)^2 &= (x^2 + 2 x y + y^2) – (x^2 – 2 x y + y^2) \\
&= 4 x y
\end{align}
\]
行列
bmatrix環境を使うと、四角括弧で囲われた行列になります。
\[
\begin{bmatrix}
3 & 4 & 5 \\
1 & 3 & 729
\end{bmatrix}
\]
arrayを用いて左括弧を書く例。エスケープにより、\\{
のように書く必要があります。
\[
f(z) =
\left\{
\begin{array}{rcl}
\cos z & \mbox{for} & |z|<3 \\\
0 & \mbox{for} & 3\leq|z|\leq5 \\\
\sin\overline{z} & \mbox{for} & |z|>5
\end{array}
\right.
\]
数式番号と参照
\tag{式番号}
で式番号を指定できます。また、式には\label{ラベル名}
でラベルを付け、\eqref{ラベル名}
で参照可能です。
\[
\begin{align}
\int_V \nabla\cdot AdV=\int_S A\cdot n dS
\tag{A.1}
\label{eq:gauss}
\end{align}
\]
式\eqref{eq:gauss}は、ガウスの発散定理を示す。
マクロ
\newcommand
でマクロの定義ができます。
\[
\newcommand{\argmax}{\mathop{\rm arg\,max}\limits}
\begin{align}
h_{MAP} = \argmax_{h \in D}P(h \mid D)
\end{align}
\]
- To say down here. ↩